琵琶湖でウェイクボード ドゥンパス


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ウェイクボードの話題を中心としたスタッフコラムです Vol.22

波 際
 みなさんこんにちは。
 年末せわしなくバタバタしてますか?
年末というだけで、急がなくてもよい事でも、なんか焦る時期ですね。
でも焦らずに、ボチボチいきましょね!

 と言いながら、今回のコラムは、ウェイクボードで飛ぶ時に一番焦る瞬間、1年で考えたら、正月(着地)を心地よく過ごすために肝心な年末、"波際"について考えてみたいと思います。

 アプローチでフラットな水面(荒れていたとしても、大きな意味でのフラット)を滑って来た後、引き波という山を登り始めてからリリースするまでの一瞬の出来事。波際!!!

ウェイクボード
 
 自転車で平地を走っていて、突然引き波のような盛り上がりがあったら、通る時、ビビって腰が引けるに決まっています。
 でも水上の場合、実際は、ボードが人間の体重で引き波をつぶしているので、そんなに見た目ほど大きな山ではない、と考えましょう! 腰が引けずに、ボードの上にちゃんと乗っている時ほど、ボードは水(引き波)に食い込んで、山は小さくなっています。ご安心を!
 

ウェイクボード
 ただ、ボードが水中に食い込めば食い込むほど、引き波というやつは、(ボードの浮力により)水中から水上に押し上げるパワーを発揮します。それに負けないようにフラフラしないように我慢です。
 その時、"引き波を踏む"とよく言いますが、そんなに頑張って踏まなくても、ちゃんとボードに乗って腰が後れないように気をつけていると、結構飛べるものです。強く踏めるようになるのは上級者ですので、ボチボチ意識していけばよいと思います。
 腹筋を使って、ボードに腰が乗っている事を心がけてください!!
 そのためには、前回のコラムで話した、"引っ張られボード"!!
 そして、腰とハンドルの距離が一定に保たれていること!!
 腰に近づけるために急にハンドルを引っ張ったりしないことです。
 
ウェイクボード

 後は、波を登る角度。
 引き波というのは、水中から水上へ、船が水を押し上げているパワーですので、かなりのパワーです。人間の力や体重くらいでは勝てません。

 つまり、引き波のないフラットな水面を滑るように普通に引き波に登っていると、ボードは弾かれてしまいます。しかも船は前進しているわけですから、ライダーからみたら船と反対側に弾かれてしまいます。もちろん個人差はありますが、やはり多少は弾かれます。
 仕方ないので、弾かれることを想定して、ちょっと船側に向かって引き波を登ってみてはいかがでしょうか?
 もしくは、図に描いたようにフラットな水面と同じ方向に引き波を切っていくと、自然と船と反対方向に抜けてしまうというデメリットもあります。
 
 ただし、エッジを戻すのではなく、波を登る角度やボードの向きを船の方へ向ける、という意識が良いかと思います。(実際は多少戻ってしまうのかもしれませんが、戻さない意識という意味です。)
 エッジを戻すと、体重で水中に沈めたボードが、飛ぶ前に浮いてしまうので要注意です。ボードの浮力と引き波の押し上げパワーをフルに利用してください。
 
 あとワンポイント、ボードを船側に向けるのが苦手な方は、前足の膝を船の方に向けてやると、調子いいです。前足に上半身の体重が乗ってしまわないように注意して。
 
 このように、波際では、多くの飛ぶための要素が含まれています。アプローチが完璧でも、ここですべてが台無しになることも多々あります。逆にアプローチがバラバラでも、ここで立て直せる可能性もあります。細かい部分ですが、大切な部分だと思いますので、意識して、突き詰めてみてもいいのではないでしょうか。
 
 ちなみに、ラインを短くして、船のスピードを落として試してみると、分かりやすいし、多少荒れていても、練習できますよ〜。参考にしてみてください。
 
 
 それでは、よいお年をお迎えください。


 来年もDunpasをよろしくお願いいたします。


 
Natural Wakeboarding!!

                Dunpas 河野 光年  withスタッフ一同


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